オオブログ!

答えのないことを考えるのが好きな大学院生のブログ。

一歩ずつしか歩けない

目標ができたら、誰でもそこまですぐ行きたい。

 

一番簡単にたどり着ける方法はないか考える。

 

でも実際には細かい障壁がいくつもあり、一つずつそれを乗り越えていくしか方法はない。

 

最短ルートを通ろうとすると、一旦、楽じゃないフェーズを乗り越えないといけない。

 

僕は楽をするためにプログラミングをやっていることがあるが、最初にコードを作るときが一番大変だ。

 

買い物に行く時間を削減しようと思い始めた、コープのトドックは、このご時世に紙の郵送での申請が必要らしい。

 

僕をはじめ、現代人は急ぎすぎなのかなぁと思う。

 

目標ができると、Google検索ですぐに情報を集めれて、欲しいものがあればAmazonで手に入り、ある程度簡単にその目標を達成できる。

 

そのスピードに、思考や能力が追いついていっていないと感じる時がある。

 

表面上の答えだけを知り、中身をあまり知らない物事が沢山生まれてしまう(統計とかね)。

 

でも本当は人間は、一人になると一歩ずつしか進めない。

 

ウサインボルトのような超人的な人間と、歩幅は違っても、みんな同じ一歩だ。

 

誰でも、目標ができると早くそこに行きたくなる。

 

しかし、やっぱり本来、人間は思考や能力といった中身のレベルでは一歩ずつしか進めない。

 

一歩一歩しか進めないから、仕方なく下を向いて歩いていると、目標が見えなくなることがある。

 

登山でも、歩いている途中は頂上は見えない。

 

ヘリコプターなら頂上も見えて、すぐそこまで行けるけど、道中の草木や動物との遭遇もなく、沢を横切ることもなく、それはその山を登ったと言えるのだろうか?

 

その山を理解した上で(その山を登る思考や能力を伴って)頂上にたどり着くには、一歩一歩、歩いて山を登るしかない。

 

目標が今見えなくても、地図と体力さえあれば、歩いてでも頂上にたどり着く。

 

僕たちは一歩ずつしか歩けない。

目標への地図の確認だけはたまにしないとね。