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答えのないことを考えるのが好きな大学院生のブログ。

球場にリュックを持ち込めなかった ミネソタの歩き方006

ミネソタには、ツインズというMLBのチームがある。

 

今は故障中だが、前田健太選手も所属していて、2022年7月現在ア・リーグ中地区首位だ。

 

アストロズ時代にサイン盗みで有名になってしまったけど、元から打てて肩も強い大型ショートのコレア選手や、

怪我が多くて今までなかなか好調のままフルシーズン戦えなかったけど、今季絶好調のバクストン選手、

ア・リーグ首位打者のアラエス選手もいる。

 

野球好きなら一度はメジャーリーグの試合を現地で観戦してみたい。

車を持っている現地の人に誘われた時は嬉しく、すぐに行くと決めた。

 

日本なら、何か食べ物を買ってリュックなどに入れて球場に持っていく。

当然のことだと思っていた。

 

だからその日もドーナツを12個(みんなにもあげようと)買って、球場で食べようと思って持って行っていた。

しかし、車から降りるとき、「大きい荷物は持ち込めないよ」と現地人に言われ、ドーナツの入ったリュックは車に置いていかざるを得なくなった。

 

Bag Policy
Single-compartment bags (maximum size of 16”x16”x8”) are allowed into Target Field. These include purses, clutch purses, single-compartment tote bags, clear bags, drawstring bags, diaper bags, single-compartment soft-sided coolers, fanny packs and bags containing medically necessary items. Backpacks, multi-compartment laptop bags, duffel bags or any bags over the size requirement are not allowed into the ballpark. To expedite entry into Target Field, the Twins recommend that guests come without bags whenever possible.

 

悲しい。

しかし、これが銃のある国、テロが起こりうる国に住むということなんだと思う。

 

日本の球場でも手荷物検査はあるが、それはビン・缶(投げたら危ない)を持ってないかをチェックするためのもの。

今思うと可愛らしい。

 

アメリカでは先ほど言ったように大きい荷物は持ち込めないし、金属探知機のようなゲートも通る。マスクはいらないけど。

 

日本にいると、平和ボケはそこまでしていないつもりでも、こちらに来ると平和ボケしていたんだなということに気づいた。

 

習慣レベルで、平和が根付いてしまっている。

 

先日の安倍元総理の襲撃事件。

ガードレールの中で、360度周りに囲まれるような状態で演説していたのはなぜだろう。

 

ほとんどの人が戦後生まれで、生まれてからずっと平和な世の中だったから、スキができてしまっていたと言われても仕方ないと思う。

 

アメリカでは街頭演説はないし、演説するにしても大きなホールなどで厳重な警備のもとでやるらしい。

銃のある国の政治家は、「いつ撃たれてもおかしくない」という気持ちでやっているのかもしれないなと思った(もちろん、そんなことあってはならないが)。

 

PS:ちなみに、試合はツインズのボロ負けで、野手ピッチャーが出てくる始末でした。日本では大差でも野手ピッチャーあまり出てこないからちょっと嬉しい笑

7回裏にtake me out to the ballgameをマスクなしで歌えたし、最後のバッターがアウトになった後なんか言い合いになって乱闘が起こるという、色々体験できて面白かった。

 

ではまた!

 

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