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新参者には厳しいアフターコロナの働き方【どの業界にも言える】ミネソタの歩き方013

5月末にミネソタに留学しに来た。

 

そのころにはアメリカで所属している研究室もリモート推奨で、実験をする必要がある人だけ研究室に来るようになっていた。

 

僕は約8か月の滞在しかなく、その間に結果を出したいから、ガンガン実験をしないといけない。

 

しかし、もともと5人ぐらいしかいない小さな研究室でもあるが、ボスを含めみんなリモートワークしており、僕以外の人は週2ぐらいしか研究室にいない。

 

実験には、試薬やチューブなどの実験器具が必要だが、研究室に慣れていない新参者はそれらがどこにあるのかがわかっていない。

 

その都度、Slackやメールで聞き、たまに数時間返ってこないこともあり、非常に効率が悪い。

 

他のメンバーは、リモートワークにより通勤時間がなくなり効率が良くなったのかもしれないが、

実験して結果を出したい新参者にとっては、他のメンバーのリモートワークは非効率だ。

 

僕はまだ会社で働いたことはないが、これに近いことは全国のコロナ禍で入社した新入社員が感じていることではないだろうか。

 

出社している人としていない人がいることで、対面だったら今日中にできたことが翌日以降になってしまったり、

また、対面で何かをしたいときは、コロナ以前は言う必要がなかった「明日来てください」を言わなければならない。本来は頼むことではなかったのに無駄に頼みごとが増えてしまう。

 

技術の発展が進めば、VRを使うのかホログラムを使うのか何かわからないが、勤務時間中は家とオフィスが常時ビデオなどでつながっていて、対面に近い状態になるのかもしれないが(それはそれで気持ち悪いけど)。

 

技術が発展しない間は、コロナ後になっても、完全リモートではできない職業(例えば研究職)は、メンバー全員で対面する日は週何回かは作ってほしいものである。

 

ではまた。

 

アメリカ留学シリーズ↓

higassan.hatenablog.com