【随時更新】アメリカで知った英語一覧 ミネソタの歩き方018
以前にアメリカで伝わらなかった英語についても書いた→【随時更新】アメリカで伝わらなかった英語一覧 ミネソタの歩き方015 - オオブログ!
発音の意識とかは日本にいてもできると思うので、海外に行く予定がある人は意識しておくといいかも知れない。
今回は、アメリカで知った英語についてまとめた。
【日常生活編】
・Neighborhood(地区・地域)
僕の勘違いかもしれないが、日本の英語教育では、この単語は「近隣」とか「近所」として習うことが多いのではないかと思う。
だがアメリカに来てみて、「この地域は〜」というように地域の特性などを話す文脈で使われることが多いと感じた。
僕がareaを使いたくなる文脈でもネイティブはneighborhoodを使っていた。これらはほぼ同じなのかもしれないが、語彙の幅が広がった。
・Straightforward(簡単な・複雑でない)
簡単なという意味ではEasyも使えるが、Easyが「努力があまりいらない様子」に使われるのに対して、Straightforwardは特に「何かのプロセス(実験手順やウェブサイトへの登録手順など)が簡単であること」を指して使われている。
・To-go box(持ち帰り用の箱)
アメリカの飲食店で出てくる料理は量が多すぎる。みんな食べきるから体が大きいのかと思いきや、結構お持ち帰りする。会計の時に、"Could I get a To-go box?"などと言うと持ってきてくれる。店員側が示唆してくる時もある。
・Cheese stakes(焼いた肉をパン生地に挟んでチーズ系のソースをかけた食べ物。下の写真参照。)
これ割と美味しいので週1で食べている。
・Cheese curds(溶けるチーズを揚げた食べ物)
アメリカすぎる食べ物。正直想像は超えて来ない。見た目通りの味で、3個ぐらいで飽きるが、アメリカ人が「どう?美味しい?」と目を輝かせて聞いてくるので「めっちゃ美味しいよ!」と言っておいた。僕はまだまだ日本人だ。
(引用元:https://iambaker.net/cheese-curds/)
・Inflation(タイヤの空気を入れること)
自転車を買い数ヶ月乗ったので、自転車屋さんで空気を入れたいと言おうとして“I want to pump the air to these tires”みたいなテキトーな英語(毎回調べてる暇がないので知っている単語でそれっぽいことを言うのは海外滞在あるあるだと思う笑)を言ったら、"Inflation?"と言われて知った。他にもpressureやpressurizeなども「加圧する」という意味なので使えると思う。
日本語で「空気を入れる」と言うので「空気」にひっぱられすぎて初手でthe airを使ったが、英語では「空気」を含める必要は特にないとわかった。
・On your left!(左から抜かします)
自転車に乗っていると後ろから抜かしてくる自転車の人にこれを言われる。合っているかわからないが自分も抜かす時に真似して使ってみたら伝わった。アメリカは右側通行なのでOn your leftだが、日本を含めた左側通行の国ならOn your rightだろう。
子どもの時、周りの大人や友達が使っている言葉の意味がわからないが、意味を推測してほぼ同じシチュエーションで一か八かで使ってみたことはないだろうか?26歳になる年にそれをアメリカでやっているところだ。
・Is it going up/down?(このエレベーター上/下に行きますか?)
これは知らなくてもわかると思うが、いきなり使えたらかっこいい。僕はマンションの9階に住んでいて、たまに下行きを待っている時に上行きのやつが止まることがある。そういった時に確認する際に使える。
・Work(機能する)
ほぼ毎日のようにこの意味で使われているのを耳にする。Does it work?で「それで大丈夫ですか?」になるし、If it works for youで「あなたがそれでいいなら」になる。例えば集合時間を決める時に、1時はどうかと聞かれたらThat works.と言えば同意できる。とても便利な言葉だ。
・~ish(〜ぐらい、〜的な)
スラングだが、既存の単語にishをつけると「〜ぐらい」の意味になる。
例えば実験で、ある粒状の薬品をpHを見ながら5粒程度加える時(4粒にも6粒にもなり得る時)に、何粒加えるか聞かれると、maybe fivish?(five+ish)と言ったりする。
集合時間を決める時にも、sixish?「6時ぐらい?」って責任を持たずに提案する感じで言ったりする。これは実は以前から知っていたがアメリカでリアルに初めて聞いた。
・Geez(なんてこった)
感嘆文でJesus Christと言うことはご存知かもしれない。しかし実際にJesus Christとフルで言う人にはまだ出会っていない。略してGeezが多い。僕は一応、仏教徒だから同じタイミングでBuddaって言うネタをやってみたが、ああなるほどね〜って感じでスルーされた。
・Sideburn(もみあげ)
散髪屋さんに初めて行ったので、行く前に使いそうな単語を調べていて、ちゃんと店でも言われたので予習しておいてよかった。
・Ivory Coast(コートジボワール)
2014年のサッカー男子W杯の時に日本はコートジボワールと対戦したりしたので、現在20代ぐらいの世代は「コートジボワール」呼びに馴染みがある人が多いと思うが、これはフランス語らしい。
英語圏の民間レベルでは、Ivory Coast(象牙海岸)呼びが定着しているとのこと(Wikipediaによるとコートジボワール国側としては意訳しないでほしいとのことだが)。
まず、コートジボワールってそう言う意味だったんだともなったし、アイボリーっていう色は象牙からきているのかという気づきにもつながり、色々と発見があった。
ミュンヘンなどもそうだが、日本語の表記は現地の発音に近づける傾向があり、英語読みはまた別で覚えないといけない。
【学校編】
・3桁の数の言い方
日本の英語教育だと153とかは、one hundred and fifty threeと言うと習わないだろうか。
僕はこの言い方は長いから、本当に言ってるのか疑問に思っていた。
ネイティブは、one fifty threeと言う。232だったらtwo thirty twoだ。ちなみに100ちょうどはone hundredと言う。
・小数点以下の数の言い方
1.2とかだとone point twoというが、0.2など一の位が0の時は、point twoのようにzeroを省略することができる。
・Squared(2乗)
Squareは正方形という意味もあるが、正方形の面積は辺の長さを2乗して求める。それが理由かはわからないが、2乗はSquaredだ。Two squared is fourのように使えるらしい。
統計学で決定係数R2乗値のことをR Squaredと言うことを知っている人もいるかもしれない。
ちなみに3乗はCubed、
AのX乗はA to the power of Xと言う。謎にかっこいい。
【番外編(野球スラング)】
・Upstairs(高めに外れた球)
ピッチャーが投げた球がストライクゾーンよりも高めにきた時に「上の階」と表現するらしい。サッカーでめっちゃ外したシュートを日本で「宇宙開発」と言うことに似てるなと思った。
・White Castle Special(スライダーを多投すること)
White Castleというのはアメリカのファストハンバーガーチェーンなのだが、そのハンバーガーが通称"slider"らしい。今季の大谷はWhite Castle Specialを結構やっていた。
・Retired(バッターが出塁できないこと)
Retireは「引退する」という意味しか知らなかったが、野球系の文脈でたまに出てくるのでアメリカ人の友達に聞いた。
ちなみにReachedでバッターが出塁することを表す。
単純な英会話力だったら、日本人の中でも上には上がいるので、留学してても野球が好きじゃないと知れないような単語を覚えることに喜びを感じはじめた。
ではまた!