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バックアップにRなんて要らなかった。Windowsのコマンドだけで定期的にファイルをバックアップする方法

こんにちは。

 

前回の投稿で、RとWindowsのタスクスケジューラを用いて、ファイルのバックアップのやり方を紹介しました。

 

higassan.hatenablog.com

 

これも間違ってはないんですけど、Rを使うということにこだわり過ぎたところが正直あります。

 

Rでプログラムを書かなくても、WndowsやMacにもとから備わっているコマンドを動かすアプリケーションを操作できれば、簡単にファイルのバックアップはできます。

 

実はファイルのコピー&ペーストは、Windowsのバッチファイルだけで、実行することができます。

バッチファイルの詳細については上の記事を参照ください。

 

WindowsにはコマンドプロンプトMacにはターミナルといった、コマンドを動かすアプリケーションがあります。

 

今まで知らなかった方はWindowsのデスクトップの左下の検索ボックスで「コマンドプロンプト」と打っていただければ、コマンドによってパソコンを動かすことができる画面が出てくるのがわかるでしょう。

 

今回は、Windowsのコマンドだけでファイルをバックアップする方法についてやります。

 

使うコマンドは、xcopyというコマンド。

 

Rのfile.copy関数のように、ファイルをコピーして、他のところに貼り付けてくれる関数です。

 

使い方は、

 

xcopy (送信元のパス) (送信先のパス) (オプション)

 

という感じです。送信先を入れなければ、その場にコピーされます。

 

実際に僕が作ったコマンドはこちら

 


        cd C:\Users\owner\Desktop\unchi
        xcopy unchi1 C:\Users\owner\Desktop\higassan /E/Y
    

 

 

まず、1行目でunchiディレクトリ(フォルダー)に移動し、2行目でunchi内のunchi1ディレクトリをhigassanフォルダーにコピーしました。

 

ここで、オプションである/Eは、ファイルだけでなくフォルダー内にあるフォルダーもコピーすることを指し、/Yは、同じ名前のファイルを否応なく上書きするというオプションなので、バックアップにうってつけです。

 

これをメモ帳などで製作し、バッチファイルの拡張子.batで任意の場所に保存します。

 

これをタスクスケジューラによって1日1回起動させるようにしておけば、バックアップとして十分成り立ちます。

 

バックアップ程度なら、Rは必要なかったようです。たぶんPythonもいりませんね。

 

Macなら、cpというコマンドが使えるようです。Macユーザーの人は是非試してみてください。

 

ではまた!