オオブログ!

答えのないことを考えるのが好きな大学院生のブログ。

アメリカと日本でマスクをしてる人数を数えてみた

帰国して、約2週間経った。

 

アメリカではほとんどマスクをつけない生活を送っていたから、日本に帰ってきてまたマスク生活に慣れるのに大変だ。

 

今日も病院に行くときにマスクを忘れて外に出てしまい、(日本の)病院に入るためにマスクはしておくべきだと思ったから、マスクをコンビニで買ってから病院に向かった。

 

今でも「推奨」のはずではあるが、マスクをしていないと入店お断りのような貼り紙をしている飲食店も多い。食べるときはみんな外して話しているから、ほとんど意味はないと思うが(笑)

 

政府の発表によると、3月13日以降はつけなくてよくなるのだろうと思う。やっとである。

 

僕がアメリカに行った2022年5月25日の時点では、アメリカの人はほとんどマスクをしていなかったから、日本人は少なくとも約10か月は長くマスクをつけている。

 

ワールドカップや欧州のサッカーの試合などを観れば海外の人たちがマスクをつけていないのは一目瞭然だろう。

マスク着用をコロナ禍の代名詞だとすれば、日本はコロナ禍を他国よりも1年ほど長く続けたのだ。何の差がこうさせているのか。日本を責めるわけではなく、これはただただ興味深い。

 

色んな理由が考えられると思う。日本にはコロナ流行以前から風邪予防としてマスクをつける習慣があったし、そもそも全体のためなら自分を犠牲にすることが美徳とされるような文化が元からある。

 

以上のように、ふだんからこの問題に関心があったから、帰国の際のシカゴでの乗り継ぎで時間があったので、自分の座っているベンチの前を通り過ぎる人のなかで、マスクをしている人の割合をとりあえず300人ぶん調べてみた。(アメリカ中部時間の2/20午前10時ごろ)

 

シカゴ・オヘア空港:300人中31人がマスクをつけていた。およそ10.3%だ。

 

そして帰国後、池袋駅で人を待っている時間で同じことをしてみた。(日本時間2/21午後18時ごろ)

 

池袋駅:300人中289人がマスクをつけていた(顎マスクは外しているとみなした)。およそ96.3%だ。

 

今まで体感としては感じていたけど、初めて数字として見てみて、やはり大きな差だなと思った。

 

ただし、日本に帰国して感じるのは、圧倒的に人口密度が高い。

マスクをすることによる新型コロナ感染の予防効果は、日本でのほうが大きい可能性があるので、単純に比較していいのかはわからない。

 

あと、これは完全に私見だが、アメリカの同調圧力がなさすぎることによる治安やサービスの悪さを考えると、日本の治安やサービスを享受できるならマスクをつけるぐらいどうでもいいという境地になった(笑)

 

銃乱射のような事件が起きる可能性に対して、マスクの煩わしさは無視できる範囲の誤差だ。

 

アメリカの人は、バスの座席に平気で土足を乗せるぐらい、他人のことを考えていない。そんな気質が元からあるから、マスクもすぐに外せたのだと思う。

 

マスクはめんどくさいけど、日本にはアメリカのようにはなってほしくないのである。

 

他人からプレッシャーがあるのは確かに時々息苦しいかもしれない。でもそのプレッシャーのおかげで、安全で快適な社会が成り立っていることも忘れてはならない。

 

ではまた!