オオブログ!

答えのないことを考えるのが好きな大学院生のブログ。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

とある農学系大学院生が1年で読んだ24冊の本【2021年版】

はじめに「僕の2021年の読書法」 この1年で読んだ24冊の本 農業・環境編 「ウンコはどこから来て、どこへ行くのか—人糞地理学ことはじめ」湯澤規子 「土と内臓」デイビッド・モントゴメリー アン・ビクレー 「ロハスの思考」福岡伸一 「脳と森から学ぶ日本の…

俳句4

「みぞれ風 咲かすは樹氷 裂くは顔」 北国の暴風雪はとんでもなく厳しい。横風に乗って飛んできた霰が顔に当たるとBB弾を常に顔に撃たれているような気分になる。風が吹いてくる方向に徒歩で帰らなければならない場面はなおさら最悪だ。しかし嵐が過ぎ去った…

俳句3

「雪阻む 道(未知)の人とも 大行進」 積もった雪で道幅が狭くなり、人間一人分しか通れない幅だ。そんな道では、見知らぬ人どうしであっても、追い抜かさずに仲良く隊列になって歩いていくことがある。雪国の冬の風景だ。(季語:雪)

俳句2

「アテ懐し 故郷(さと)の年酒 本が酌」 年始に実家に帰省し、懐かしい親の料理を味わいながら酒を呑んだ。ふだんは何かと忙しく手をつけられていない本を手に取り、この休みの間になんとか読み切ろうとする。一人暮らしではまず作らないような豪勢な食事に…

俳句1

「地映えど 越ゆ者選りし 雪の壁」 大学入学とともに来た北海道は、食べ物が美味しく景色も綺麗だが、大学の友人が卒業後に就職先が多い本州に行ってしまったことや、年末に関西に帰省して彼女や旧友や親と楽しんだ後に、まだ学生の自分だけ北海道に戻る寂し…