こんにちは。
今日、友達とコーヒーを飲んでて思ったんですけど、人間、ある事象に対してよくわかってなくても結構テキトーに喋れてしまうものですね。
だいたいどんなものかは想像つくけど、明確な定義みたいなものはほとんど知らないものって意外と世の中にあふれているのかもしれません。
でもどうせなら、適切な言葉を適切な場面で使いたいですよね。
違いの分かる男、的なね。
というわけで、ググれば一発なんですけど、今日は
「カフェオレとカフェラテの違い」について書いてみます。
スタバでテキトーに注文するのはもうやめにしよう。そうだろ?
はい笑
では、日本語や英語ではなさそうなこの2つの言葉の意味から入りましょう。
カフェオレはフランス語で、café au lait
laitは牛乳という意味みたいです。
カフェラテはイタリア語の造語で、caffè latte
latteは牛乳という意味みたいです。
laitとlatte、似てますねぇ。こうやってヨーロッパの人はちょっと近くの国の言語がわかったりするんだと思ってます(羨ましい)。
脱線しました。時を戻そう。
カフェオレもカフェラテも、要するに牛乳入りコーヒーということのようです。
しかし、ここからが重要。
コーヒーショップで働いていた人からすると当たり前かもしれませんが、これら2つには明確な違いがあるようで、
カフェオレ:通常のドリップコーヒーを使用
カフェラテ:エスプレッソマシンで抽出したエスプレッソコーヒーを使用
(※エスプレッソとは、エスプレッソマシンで圧力をかけて抽出した特別な抽出方法のこと)
ということらしいです。
意外にあっさり終わっちゃいましたね笑。
てことで、ついでに他のややこしい言葉も解説しておきます。
- カフェモカ
カフェモカ。
この言葉は現在は本来の意味では使われなくなってきている(だから今でもあいまいなのかもしれない)ようです。
「モカ」というのはイエメンに「モカ」という港があることに由来するそうで、このモカ港から出荷されるコーヒーを「モカ」と呼んでいたそうです。
ちなみに、イエメンの対岸のエチオピアのコーヒーもこのモカ港から出荷されていたため、イエメン産とエチオピア産のコーヒーが本来の「モカ」に当たります。
なので今でも「モカコーヒー」と言うと、イエメンやエチオピアの豆を使ったコーヒーのようです。たぶんカルディとかよく行く人は目にするのではないでしょうか。
しかし、「カフェモカ」は全く別物であり、誰が始めたのかはわかりませんが、
「チョコレートソースやホイップクリームをトッピングした、エスプレッソベースの飲み物」ということになっています。
コーヒー好きとしてはちょっと悲しい笑。
次はカプチーノ。イタリア語でcappuccino
これはカフェラテと同じく、牛乳入りエスプレッソコーヒーなのですが、イタリア人がわざわざ違う言葉を使っているのには訳があります。
その違いとはなんと、牛乳を泡立てているかどうか。
入れる牛乳が泡立っていないのがカフェラテ、泡立っているのがカプチーノのようです。
- マキアート
最後にマキアート。caffè macchiato
これもなんとなくホイップクリームとか乗ってるイメージですね。
ですがイタリア語でマキアートは「染みのついた」という意味らしく、これもエスプレッソに少量の泡立てた牛乳を入れ(カプチーノと何が違うねん笑)、それが染みのように見えることからこの名前がついたようです。
ここはカフェによって違うと思いますが、僕的な見解によると、
本来は、コーヒーの液面全体が牛乳の泡で覆われているのがカプチーノ、模様のように一部に牛乳を入れているのがマキアートだと思います(自信はないので突っ込み・修正など大歓迎)。
てな感じで、
以上、ややこしいコーヒーの飲み方の種類でした。
まとめると、こんな感じです↓
この図、パワポで作りました(地図は無料ソフトのQGISを使ってます。特定の地域に色塗ったりとか、ちょっとだけ使い方わかるのでもしよければ聞いてください。)
個人的にはモカコーヒーを応援したくなりましたね。
コーヒー奥が深いのでもっと詳しくなりたい。
ではまた!