どうもです。
最近は、ヨーグルトをある方法で手に入れて、毎日食べてます。
その方法が、毎日ヨーグルトを食べるような人にはコスパが良すぎたので紹介します。
現在、私は、寮みたいなシェアハウスみたいなところに住んでるのですが、昨今のウイルスの影響による自粛で、同じところに住んでる先輩が、ある画期的なマシンを大学から持って帰ってきました。
それが、こちら↓
ヨーグルトメーカーです。
調べると、アマゾンとか楽天で2700~3000円ぐらいでした。
まだわかっていないことも多いと思いますが、ヨーグルトには腸内環境を整える効果があるようです。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、免疫や代謝と相互作用していることが、近年報告されています。
その1つで有名なのが、明治のR-1ではないでしょうか。
僕も前までよく買っていました。そのおかげでか、あんまり風邪は引きません。
しかし、腸内にはもう常在菌(定住している菌)たちがいっぱいいて、新規で入ってきた菌はなかなか住めないので、腸内にヨーグルトの菌を保つには、できるだけ毎日ヨーグルトを食べる必要があるそうです。
ですがこれ、高いですよね。
税込みだと140円ぐらいすると思います。仮に、30日間毎日食べると、4200円もしてしまいますね。
そこで、ヨーグルトを増やせれば安くなるのではないかと考え、先輩が持ってきたこのヨーグルトメーカーを見て、R-1の培養を試してみることにしました!
作り方
1.用意するもの
- 牛乳(低脂肪可)
- 固形のR-1ヨーグルト(味はなんでもいいが一応、普通のやつか低脂肪でやってる。飲むタイプはやったことないのでわからない。)
- 菜箸
- クリップ
2.植菌
植菌って言い方が研究みたいでしょ笑。っていう生物系にしかわからんネタをここらでかましていくぅ!
- 牛乳パックを開けずに600Wの電子レンジで1分半温める(爆発はしない。培養は40℃でやるので、培地である牛乳をある程度温めておく。"pre-incubation")
- ヨーグルトを入れたときに噴き出さないように、牛乳を開けて少しコップに出す
- R-1を菜箸を使って牛乳の入った牛乳パックにそのままポチャッと入れる
- 固形がぐちゃぐちゃになるぐらいに菜箸でかき混ぜる
- 注意:これから細菌を活発にさせるので、できるだけR-1以外の菌が入らないようにする。菜箸はきれいなやつで。手であまり牛乳パック内を触ったりしない。他のものが増えてきたらキモいので笑。(培養試験やってる理系の人は、コンタミネーションっていいますね)
3.培養
- ヨーグルトメーカーに牛乳パック(クリップで口ふさぐ)をセット
- 40℃8時間の培養開始!(この条件は、菌によって違うらしいので注意)
- 8時間後回収→冷蔵庫へ(温度下げることで増殖止まる。数時間置いとくと固まる)
培養が長すぎると、たぶん乳酸とかが生成され過ぎて、若干酸っぱくなります。なので8時間終わったらそんなに長く常温に置かないことがいいでしょう。
まとめ
今日は、ヨーグルトをいっぱい作るやり方をシェアしました。
おっと、終わる前に、コスパの計算をするべきですね。
<計算条件>
- 市販のR-1(140円):112g/カップ
- 牛乳(160円):もともと1000gで、112gを最初に出し、そのぶんR-1を入れたと仮定
- 電気代:無視
てことは、1000gのR-1ヨーグルトができるので、1000÷112≒8.9カップ
なので、140+160=300円で、140×8.9=1246円分のR-1を得ることができました!
コスパは約4倍ですね。
しかも、実はこれ、第2世代(培養後のヨーグルト)も次の培養の親として使えます!
すなわち、できたヨーグルトがなくなりそうになっているとき、牛乳だけ買ってきて、最後の少量のヨーグルトをまた増やせるという仕組みです。
ちなみに、2世代やる(市販から数えて3世代目までやる)と、140+160+160=460円のコストで、
(8.9-1)+8.9=16.8カップぶん(16.8×140=2352円ぶん)作れてしまいます。はんぱないですね。
そうこうしているうちに、ヨーグルトメーカー代のぶんも回収できてしまうといったわけです。
言うのを忘れていましたが、
※作ったヨーグルトは絶対に転売しないこと(詳しくないですが違法だと思います。個人での利用にとどめてください)
だけ守りましょう。
あと、培養を何世代も続けると、菌が弱くなっていき、ゆるゆるのヨーグルト(ホテルの朝食バイキングとかにあるやつみたいなやつ)になっていきます。
今、私のR-1ちゃんは第4世代なんですけど、そんな感じです。なので、おそらく3、4世代目ぐらいで新しい市販のR-1を買いに行ったほうがよさそうです。
いずれにしてもコスパは最強ですね。
あんまり広まっちゃうと、食品メーカーに目をつけられそうですが、もし毎日食べるのなら、やったほうがコスパが良いというのは事実なので、やってみたい人はぜひやってみてください。
ではまた!