オオブログ!

答えのないことを考えるのが好きな大学院生のブログ。

2年間ブログして感じた、影響力のある発信の条件【独自性と権威性】

こんにちは。

 

ブログを始めて、更新の頻度はムラがありますが、約2年経過しました。

 

社会についてや、雑学、理系チックなことまで、いろんな記事を書いてみましたが、たまに思うのは、

自分的に読んでほしい記事が思ったより読まれず、ポップな話題で書いてみたほうが読まれるということです。

 

自分の読んでほしいものを広めたいというのは、少々エゴかもしれませんが笑、自分なりに独自性を持って書いたつもりのものがそこまで皆に響かないというのは少し寂しいです。

 

今回は、そんな経験を持って、一般人が発信するうえで鍵となってくるのではないかと感じることをいくつか書きたいなと思います。

発信の難しさ、そして大事なこと。その1つ目がこちらです↓

1.自分の主張と社会の関心のバランス

1-1.内容

当然と言ってしまえば当然ですが、「自分の書きたいこと」を社会が常に求めているとは限りません

 

僕が思うに、人がブログを読むときは、主に以下の2つの場合だと思います。

 

1つは、「議論したくなる・考えさせられる話題」です。

 

読む人ができていないことをした経験談や、政治・環境問題・ライフスタイルを紹介したり、考察する記事を読んで、新しい知見を得たり考察が深まるときに、人はブログを読むと思います。

 

もう1つは、「タメになる話題」です。

 

DIYや生活に関するハウツーなどの記事はこれにあたると思います。

 

これらの2つに該当しない記事はあまり読まれません。

 

僕の場合は、ハウツーを書くときは、自分をかなり抑えて社会に寄せています。

 

これは、ほかでもない、自分のしたことをみんなに共有したいからです。

 

ですが、1日や2日程度の作業に関するハウツーは、頑張れば誰でも書けてしまうというか、独自性がない気がして、価値がないように思えてしまうのです。

 

実際、以下のヨーグルトの記事などは、社会的に関心はそこそこありますが、やっている人が多すぎて、「ヨーグルトメーカー R-1」とかで検索すると他の記事がヒットします(≒価値はそこまでない。知り合いに教えれるという価値はありますが笑)。

勧め過ぎたらme○jiに怒られそう(笑) ヨーグルトメーカーでR-1作ったらコスパが最強すぎた - オオブログ!

 

なので、ハウツーを書くときは、あんまりやっている人がいない経験(ユニークな経験)を軸に書くのが、競合が少ないという点で、影響を与えられるものになると思います。

 

ちなみに僕の、南米バックパック時の黄熱予防接種について書いた記事は、「イエローカード 南米 バックパック」とかで検索すると、人によって検索アルゴリズムは違うのかもしれませんが、たしか1ページ目には出てくるはずです(2020年5月現在。これで出てこんかったらはずい笑)。

(※イエローカード:黄熱予防接種証明書の通称)

人生初のイエローカード、、、「黄熱予防はマスト」南米バックパック準備編 #南米日記1 - オオブログ!

 

 

問題は、ハウツーじゃなく、議論したくなる・考えさせられる系の記事を書きたいときに、自分の考えが斜め上を行っているときです。

 

僕の場合は、これが本当に多い笑。ユニークさは少しあるとは思います。

ですが、攻めすぎているというか、実績のない(※後述)僕の突飛な発想などあまり理解されないのが現状です。

 

それでも先述した、頑張れば誰でも書けるという理由で、ハウツー系の記事は、あんまり書く気が起きないんですよね笑。

 

どうしても、俺こんなこと考えてるねん!って記事のほうが筆が進みます笑。

 

そうは言っても読まれないと考えを発信する意味もない気がします。

 

なので、これからは、自分の書きたいことは書くけど社会の関心も意識した記事をもう少し書いて、一人でも多くの人に影響を与えられるようにしたいなと感じました。

 

どれだけ良い考えでも、クリックされないと読まれない

 

これに尽きますね。↑名言風。

あ、僕の考えが良いって意味じゃないです。どんな人の良い考えにも当てはまります。

 

1-2.共有の仕方

これは、経験則ですが、共有する対象が知り合いの場合、TwitterよりFacebookのほうが、読まれると思います。

 

これは、「ブログとかやってない」Twitterのフォロワーのみんなが、Twitterに求めていることって、そんな意識高いこととかではなく、気休めだったり娯楽だったりすると思うんですよね。

 

そのTwitterで、急に自分の考えを発表してる奴がいてもあんまり反応する気にならないのが現実問題としてあると思います。

 

なので、Twitterでブログを共有するなら、そういうブロガー系の人をフォローするなり、それ用のアカウントを作るなどして、お互いにリツイートとかコメントが活発な土壌で共有するのが、ベターな気がしました

知り合いの皆さん、みんなが悪いというわけじゃないよ!笑。俺が場違いなことをしてるってこと!

 

それに対して、Facebookは、わりと発信したい人が常にオンラインにいるイメージです。

 

Facebookのほうがブログとかニュースに敏感に反応する人が多いので、より読まれると思います。僕のブログもFacebookで共有した時のほうがクリックされる回数は多いです。

 

ただ、難しいところとしては、Facebookは個人の特定や、1回しか会ったことない人、昔の友人とつながっているというところで、どれだけ攻めた発言をするのかですかね、、、笑

 

いい意味でも難しいという意味でも、TwitterFacebookの見ている層の違いはありますね。

 

 

では、発信の難しさ、そして大事なことの2つ目にいきたいと思います。

2.権威性

2-1.人物

少し残酷ですが、ここに紛れもない真理があると思います。

 

発信における権威性、すなわち誰がその発言をしているか

 

もちろん、せっかくインターネットが発展して、誰でも自由に意見を発信できるので、平等に意見が拾われるのが理想ですが、人はどうしても確からしい意見を求めます(情報リテラシーとしてはいいこと)。

 

なので、何を言うかよりも、誰が言うかのほうが世間にとっては大事なのです。

 

例えば、僕とホリエモンが同じことを言っていたとしても、というかもはや僕のほうが先に言っていたとしても、ホリエモンの発信のほうが影響力が大きいのは明らかです。

 

僕がホリエモンのような攻めた意見を言っていたとしても、世間から見たら「いやお前誰やねん」って感じだと思います。

 

そういえば、コロナウイルスの影響によるプロスポーツのネットでの投げ銭導入も、ずっと前から僕はTwitterで言っていましたが、最近やっとJリーグが検討し始めたようで、僕的には遅いわ!って感じです笑。

 

まあこれが権威性の無さによる影響力の無さを表していますね笑。

 

しかし話は逸れますが、「権威性がない当事者」にしかわからない・始められないことって絶対あると思うので、権威性がないうちにも発信をするのは無駄ではないと思います。

もし興味があったら下の記事にそういうことを書いたので読んでみてください。

若者が声を上げるべき理由 - オオブログ! 

 

話を戻します。

 

今までは、自分が正しいことをしていれば、実力があれば、肩書きなど関係ないと思っていましたが、それは自分の性格や良い面を周りがよく知っている場合(内輪)でだけ成り立ちます。

 

大学のサークルぐらいまではそうでしたね。内輪だと肩書きもほぼみんな一緒ですし。

 

しかし、不特定多数の人にブログなどを発信する際は、見られるのは職業および肩書きや実績、SNSならば特技やフォロワーの多さ等ですし、

これはブログだけでなく科学論文や書籍の出版を行う際でも同じではないでしょうか。

 

なので、自分の権威性も意識した行動(極端な例で言えば、何かで世界一になる、有名になる、社長になる、教授になるなど)をして、権威性を高めつつブログで発信するほうが、より効率的に自分の意見が影響を持つものになるなと思いました。

 

これは、著名人のYoutubeへの進出を見ても感じます。

もともと有名なので、動画でしゃべっているだけでも多くの人が見る(影響を受ける)でしょう。

 

もちろん彼らがその域に達するまで、かなり努力しているのは間違いありません。

 

自分も、人に影響を与えるなら、ブログを書くだけでなく、まずは地道に自分の中身やキャリアをもっと向上させる努力をしていく必要があると感じました。

 

しかし注意しなければならないと思うのは、

「発信するために生きるわけではなく、懸命に生きていて感じたことを発信するべき」ということです。

 

タピオカミルクティーを、インスタにあげるために買って、カップの底にたまったタピオカを残すような薄っぺらい人間にはなりたくありません笑。

 

あくまで自分が成し遂げたいことをしたうえで、何か他の人に共有すべき財産を見つけた時に発信するのがいいのかなと思いました。

 

2-2.匿名・顔なしの限界

権威性の1つの要素に誰が言っているかという面があると言ってきましたが、実名や顔を出すことで誰が言っているかがわかりやすくなると感じます。

 

ブログで実名を出せば、見る人が実績などを検索できて、権威性に関わります。

 

しかしその反面、ブログが批判対象となった場合、特定された自分自身が批判されてしまうというリスクもあります。

 

文字ベースのブログでは、さすがに顔出しは必要ではないと思いますが、もしYoutubeなど、動画で不特定多数に発信するなら(もちろん顔を出さずに活躍している人もいますが)、話しているときの人相とかも人に好まれるか(広義の権威性)に関わってくると思うので、顔や名前を出したほうがいいのかなと思いました。

 

このように、本当に権威性を高めるには、「実名・顔出し」のようなリミッター解除というか、リスクを背負った発信も有効な気がしますが、今の自分にはまだそこまでの熱意も実力もないので、今後何かしら機会があれば挑戦してみてもいいかなぐらいの感じです。

 

なので権威性を高めるためにまずは、シンプルに人よりも何かにおいて努力し、秀でることが重要ですね。

 

まとめ

長らく読んでくださりありがとうございました。

 

発信に関して、細かいことを言えばブログの記事のタイトルとかのテクニックも大事なのかもしれませんが、

本質的に人に影響を与えるには、説得力の伴った中身が重要だなと感じました。

 

最後に図にまとめたので、伝わればいいなと思います。

 

今思ったのですが、誰に向けて発信するかで権威性の重要さも変わってきますね。

有名・無名に関わらず、発信相手が自分のことを知っているなら、ユニークなことのほうが面白いと思われるのではないかと思います。

 

この図では、自分のことを知らない不特定多数に向けた発信のことを言っています。

 

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独自性と影響力の関係

 

少しでも多くの人に良い影響を与えられるように善処します。

 

ありがとうございました!ではまた!