※下のほうに今回利用した施設の情報有ります
メキシコシティーからのフライトを無事に終え、ついに南米はペルーの首都、リマに到着した(やっと)。
時間があったらリマも見て回っても面白かっただろうが、なんといっても2週間程度の弾丸バックパック。
マチュピチュには行きたかったので、マチュピチュに近いクスコという都市へすぐにフライトする。
このペルーの国内線で使った航空会社はViva air。ペルーのLCCである(正直スリリング)。
アエロメヒコ航空のように「JALと提携してる」みたいなおまじないも唱えられない。
実はこの航空会社への不安は、航空券の予約時から日に日に募っていった。
まず、予約して数日したあと、英語ではなく、スペイン語でメールがくる。
メールを翻訳してみると「重要なお知らせ」というので、開くと、どうやら便を早い時間に変更してもいいかといったメールであった。
MD(旅をともにした友人)は別で同じ便を予約していたが、MDは電話で変更を打診されたようだ。
MDはこのとき遅い時間に変更したため、僕とは違う便に乗ることになる。
僕は海外のエージェント、MDは日本語の窓口があるエージェント?で買っていたため、対応が違った。
MDにはeチケットがメールで送られてきていたが、僕はとうとう送られてこなかった。。。
リマの空港で、しかるべき時間まで待ち、Viva airの窓口まで行くと、なぜeチケットを持っていないんだと言われた。
知ったこっちゃない。そっちがメールを送ってこなかったんだろと何回言っても聞いてくれないので、しぶしぶチケット発行代を払うことにした。
旅にはトラブルがつきものだ。
ここでもう一つの我々の懸念材料、機内持ち込み制限が登場する。
なんとこのViva air、無料で載せることができる機内持ち込み荷物の大きさは、40x35x25cm、、、
いや、ちっちゃすぎる笑
普通にみんなが学校に行くようなリュックでも結構厳しい。
ちなみに比較として日本のLCCであるピーチは40x50x25cmまでいける。
この一番長い辺の違いは大きい!
こちとら45Lのバックパック。
余裕でアウトだったので持ち込みできず預けさせられて、追加料金をとられた。
4500円ぐらいのフライトなのに、チケット発行代と荷物預ける代で2500円ぐらい取られるという、こんちくしょうとはまさにこのこと侍。
MDより6時間ぐらい早い便に乗り、まあ仕方なく荷物を預けた。
南米に入って最初の飛行機が、高校のとき山岳部で頼りになる感のあるMDとではなく、いきなり一人で乗るとはなかなかドキドキだった。
そんな不安もよそに、機内の民度は普通で(失礼)、たぶんちょっと寝た。
1時間半ほどでクスコに到着した。海岸に近く標高が高くないリマとは違い、クスコの標高は、3000mを越える。
しかし私には、マラソンや自転車、登山という様々なアクティビティをこなしてきたので、心肺機能的に高山病にならないのではないかという謎の自信があった。
実際、大学2年時に富士山を登頂した時には、5合目の道路があるところまで自転車で上り、翌朝2時ごろから山頂に向けて登山したが、全く高山病にならずに一般人をごぼう抜きした経験がある(良い子は絶対に真似しないでね)。
過去の栄光(でもない)に浸るのはほどほどにしておく。
クスコに着いた後、正直ビビっていたが、とりあえず深呼吸した。
空気の薄さは、さほど感覚ではわからなかった。
泣く泣く預けたバックパックがロストバゲージすることなくベルトコンベアーから現れた時にはホッとしたのを覚えている。
空港を出ると、タクシー運転手がめちゃくちゃ勧誘してくる。
無視して、MDを待つために空港でくつろげそうなところがないか探すことにした。
まずWi-Fiがないとスマホを触って暇つぶしもできないので、informationで、Wi-Fiどこで使えるかを聞いた。
Can I speak English?
って聞いたら、そこの人英語話せなさそうだったが(いやマチュピチュに一番近い空港のinformationにおって英語話せへんのかい笑)、Wi-Fiという言葉を出すと、さすがにわかってくれて、あそこのカフェに行けばいいよと指を差して言ってくれた。
とりあえず、Wi-Fi確保して、関係各位に着いたことを報告した。
せっかく南米なんだからブレンドなどせずに、その土地の豆でやってくれよという気持ちだったが、メニューになかったので普通にアメリカーノを頼んだ。
SNS等をいじったが、暇になったので、とりあえずこのあと必要そうなバスターミナルの位置を確認してくことにした。
パトロールのお兄さんにエセスペイン語で「ドンデエスタブスターミナル?」って言ったら通じた笑。
ちなみに暇つぶしをするためにこの旅には「銃・病原菌・鉄」という名著を持ってきていたのだが、卒論発表が終わり、溶けた僕の脳みそには死ぬほど内容が入ってこなかった。
USドルからソルに、両替だけしておいた。
5時間後、MDが到着。なんとバックパックを預けずにいけたらしい。窓口のお姉さんがバックパックの縮小に協力してくれたようだ。
僕のときのファッ○ンババアはそんなことせず金をとってきた。
バスターミナルの位置もわかってはいたが、何かと物騒なので、タクシーを使うことにして、アルマス広場の西のほうにあるゲストハウス(日本でこれだけは予約済み)に向かった。
タクシーは10ソル(交渉。南米のタクシーは日本とはちがってメーターとかなく、交渉で何円払うか決める)だった。
Mr. Soupというちょっと高めの店で昼食をとり、
マチュピチュの入場チケットと、マチュピチュの近くの水力発電所(イドロエレクトリカ)までのバスの予約、マチュピチュからの帰りのオリャンタイタンボまでの電車予約をした。
マチュピチュのチケットを買うとき、学割があると聞いていたのに、窓口の性格のきつそうなおばさんに学生証を見せても割り引いてくれずちょっと待てよと買うのをやめて、違うカウンターの優しそうなおじさんのところで買ったら割り引いてくれた。
ファッ○ンババア2だ。
いったいなぜおばさん界は、いいおばさんと、うざいおばさんに二分されるのか。
ひととおり予約が終わったので、ペルー名物のクイ(テンジクネズミの姿揚げ)でも食べようという話になって、食べようと思ったのだが、生憎、有名な店がしまっていたのでお預けとなった。
宿の近くの店で牛肉セットみたいなやつ食べて(コスパ最強すぎて腹きつい笑。なんでステーキにフライドポテトにご飯?ご飯やのにフォーク?笑)、スーパーで水だけ買った。
南米に行ったことのあるほかの友人に、狂犬病とか大丈夫か聞いたことがあるのだが、「犬をほとんど見なかった」と言っていたので、信じて狂犬病のワクチンは打たずに行ったのだが、夜になると犬がめちゃくちゃ町中で吠えて騒いでいたのがガチめに怖かった。
日本を出てから時差もあり、経過時間的には約3日ぶりのシャワーを浴びて(この宿、お湯出ました)、爆睡した。
果たして我々は高山病になるのか???
次回へ続く。。。。
最後に、施設の情報!
○ゲストハウス
お湯出る、宿のお兄さん超良い人。バックパック置いて行っても安心。
○マチュピチュまでのバスの予約
クスコからマチュピチュまでは大きく分けて、電車で行く方法と、バスで行く方法がある。
僕たちは、スタンドバイミーロードと呼ばれる、マチュピチュの近くの水力発電所(イドロエレクトリカ)からマチュピチュ村まで、電車が通る道を歩いていける道を行きたかったので、それをとった。
アルマス広場から、マクドナルドを見た時に左側にある坂道を上ったところにある代理店でとった。帰りのマチュピチュ村からオリャンタイタンボまでの電車も同時に。
○マチュピチュの予約
僕たちのとき(2019年2月ごろ)はネットでは学割ができなかったので、ネットで予約せず、現地でとることにした。
博物館的なものの近くというか同じ建物?で取れる。学生の方には頑張って学割を勝ち取ってほしい。