アメリカ人は長い距離の単位にmile(マイル)を使う。
マイルはアニメ・メジャーの茂野吾郎や、大谷選手のおかげで、100マイルがだいたい160キロという感覚があり、まだわかりやすい。
しかし、アメリカはほぼ全てのものに対してではないかと思うぐらい、単位が独特だ。
長さ:インチ、フィート
体積:ガロン
重さ:ポンド、オンス
気温:℉
インチやフィート、ガロンは比較的すぐに換算できる。
ポンドは主に肉を買う時に使うが、16オンスが1ポンドという、まさかの16進数なのである。
なんでこんな計算しづらい単位を使っていてそのGDPを維持できるんだ?
さらにやばいのは華氏温度(℉)だ。
公式は、
摂氏温度=(華氏温度-32)×5/9
という大クセ野郎なのだ。
毎回換算することもできる。しかし、それではいつまでも日本の感覚に戻して考えてしまっている(言葉で言うと和訳しているようなもの)。
パッと華氏温度を見て、わざわざ換算せずとも、だいたいこのぐらいかな?と感覚で服装などを決めれるようにしていきたい。それが本当の意味で現地人に近づくということだと思う。
ちなみに、A4サイズでいつも通りプリントしようと思ったらなぜか端っこが切れまくるので、よく用紙を見ると、縦横比が微妙にいつもと違うことに気がついた。なんとアメリカで一般的に使われているのはA4サイズじゃなかった。8.5インチ×11インチの(Letter)と呼ばれる大きさの用紙だ。
どんだけ我が道を行くねん!とつっこみたくなるが、これが世界をぶん回している国だ。そしてアメリカ国民はそれがスタンダードだと思っているから、この独特な単位の換算方法を知らない。結局ググって換算するのは外から来た僕たちなのである。俺たちの方が世界を知ってるからな!と、どこにぶつけていいかわからない気持ちをここに綴っておこう。
これを見た人は気をつけてください。
ではまた!