こんにちは。
前の記事にも書いた通り、先日、土の調査をしにアフリカ(ケニア、マラウイ、ザンビア)に行っていました。
こういった国は、多くの人が行く国ではないと思うので、僕が今回初めて知ったこととか書いて行けたらなと思います。せっかくなので。
南米日記のほうも早く書かないと、卒業旅行シーズンに間に合わない、、、笑
ってことで、南米のほうは全然進めれてないですが、とりあえず、アフリカについて書きます!
- DRC
マラウイで、僕の指導教員とラボメイトのケニア人留学生、現地の助教、ドライバーと僕の5人で車に乗っていた時、僕以外の4人が英語である国の話をしていました。
ある国の話をしている文脈で、何度も"DRC"という単語が聞こえてきます。
なんかアフリカを席巻している大手企業(イオンみたいな)かな~とか思っていたのですが、やっぱりこの"DRC"がとてもこの会話のキーらしく、"DRC"が何かわからない僕は全く会話についていけませんでした。
僕の英語力はまだまだなので、しゃべるスピード的になかなかしゃべりで割り込むことは難しいですが、せめて聞くだけでもついていきたいという点で、このDRC意味不明問題はどうしても解決しなければなりませんでした。
しびれを切らした僕は、となりの留学生に「DRCって何なん?」ってついに聞きました。
そしたらなんと、"Democratic Republic of the Congo" すなわちコンゴ民主共和国のことでした。
いや、UAEみたいに言うやん笑。
DRCは今、国の情勢など、いろいろ荒れているそうです。
アフリカでDRCといえばコンゴ民主共和国ですので、覚えておいてください笑。
- 20 hours
今回行った3国はいずれもイギリスに占領されていたからだと思いますが、英語が通じます。
「アフリカって何語なんですか?」ってざっくりとした質問をよく受けるのですが、現地語というか民族レベルの言葉はとてつもない数あります。
僕のラボメイトのケニア人留学生を例にとると、ケニアの公用語は英語で、国語はスワヒリ語、さらにルヤという民族に属しておりその民族の言葉もしゃべります。
方言程度は違えど多くの人は同じ言語のもとで育った僕たち日本人の感覚では、これらを分けて話すのかと思ってしまいますが、彼らはこれらの言語を混ぜて話します。
どう混ぜるかというと、同じ文章のなかで違う言語由来の単語を織り交ぜて話すのです。
なんで混ぜるのか聞いてみたところ、高校や大学などの内容で出てくる単語のなかには、スワヒリ語では言い表すことができない単語があるそうです。
そういった言葉を英語で言っているうちに、言語が文章中で変わってしまうそうです。
面白いですね。
シンガポールの、中国語が混ざった英語(シングリッシュ)とかもこんな感じなんですかね。
では、前置きもそこそこに、このセクションの本題に入ります。
今回の収穫は、アフリカ英語なるものがありそうであるということです。
みなさんは、英語で夜の8時のことを何と言うように習いましたか?
たぶん、多くの人が、"8 pm" (エイトピーエム)って言いましょうって習ったと思います。
僕はザンビアに入ってから気づいたのでもしかしたらザンビアだけなのかもしれませんが、現地人は、午後8時のことを"20 hours"(トウェンティーアワーズ)って言います。
いや、クセがすごい笑。
まず、しっかり24時間表示で時刻を言い表してくるあたりに最近になって英語が発展してきたんだなって感じ(ただの推測)がします。
そしてo'clockでもなくまさかのhours
さすがにhoursは省略されるときはありますが、これは結構カルチャーショックでした。
もちろん、20時以外も、13~23時はこの言い方です。
ちなみにこんな感じで使います↓
"How about meeting at 17?"
聞きなれない言い回しに、時刻のことを言ってるとは思わないかもしれませんが、この記事を見た人は、ちゃんと午後5時に集合してあげてください。
研究室の日本人の先輩で、ザンビアに3週間ぐらい滞在していた先輩がいるのですが、日本に帰ってきてからのミーティング(英語)でしっかり17(セブンティーン)って言ってました笑。
日本人で英語ができる人は、この先輩のザンビア訛り?の英語を聞いて何言ってるんだ、"5 pm"(ファイブピーエム)だろって思うかもしれませんが、その人たちよりも英語話者のザンビア人は現に17(セブンティーン)と言っているので、イキってはいられないということですね笑。
セブンイレブンは東南アジアなどには広がっているとは想像していましたが、マラウイでセブンイレブンの支店を見てびっくりしました。
こんな地球の裏側にセブンイレブンあるんかいと。日本も捨てたもんじゃないなと。
- ウガリ、シマ
ケニアではウガリ、ザンビアではシマという、トウモロコシなどの穀物や野菜の粉末を生地にして炊いた食べ物がありました。
焼き魚や野菜の和え物などとともに食べます。
ケニアのほうがハード?ザンビアのほうがソフト?だった気がします。
ヤバい、人間って食感まではなかなか思い出せないものですね笑。
そしてこれ、手で食べます。
僕たち日本人用にフォークとか出してくれたんですけど、ここは現地人と同じく右手一つで食べました。
炊き立てのシマは熱かった笑。やけどしそうになるか手が分厚くなるかって感じです笑。
正直、野菜の和え物のように流動的なものは素手で食べるの若干抵抗ありましたが、やってみると、現地にちょっと溶け込めた気がしました。
やはり同じ釜の飯を食うというのは良いことなんですね。
アフリカに行ったらぜひ食べてみてください。
では、今回はこのへんで!