オオブログ!

答えのないことを考えるのが好きな大学院生のブログ。

雪に先手を取られるな

北海道では冬になると雪が降る。

 

僕の大学の人はほとんど近所に住んでいるから、夏の間は自転車通学をしているのだが、雪が積もると危ないのでチャリを漕げなくなる(一部マウンテン等で漕いでいる人ありだが)。

 

そこで徒歩通学を余儀なくされる人がほとんどだと思う。

 

この徒歩通学、いつもより早い時間に家を出ないといけないし、雪道を歩くのは、結構、足腰にくる運動だ。

 

雪の降らない地域から北海道に来て、最初の年は雪に興奮していた人でも、数年経てば煙たいものとして捉えている人が多いのではないだろうか。

 

僕も、かろうじてスノーボードはするので、北海道の雪の恩恵は受けている。

 

また、夏の間もたまに散歩をするぐらいなので、歩くこと自体は嫌いではない。

 

しかし、普段の生活で毎日歩きを強制されるのは、精神的にしんどいこともあった。

 

そこで、数年前に見つけた、雪に対する必勝法がある。

 

雪が降り始めてから、徒歩通学を始めるから辛い。すなわち「外的要因に強制されて」徒歩に変更しなければならないから辛いのだ。

 

つまり、必勝法は、雪に関係なく11月頃から「自発的に」徒歩通学を始めておくことである。

 

自分はいつも徒歩で行っていて、そんな中、12月頃に、勝手に雪が降ってくるのである。

 

自分が徒歩通学を始めたのは雪のせいではない。徒歩通学を始めている中、雪が後から降ってきた。

 

そう考えるだけで、雪が可愛く見えてくる。

 

人間には周期的な季節を予測する能力があり、その能力は、突然の積雪に備えて、前もってスタッドレスタイヤをはめることなどに使われている。

 

同様にして、その予測能力を、精神的ダメージを未然に防ぐことに使ってもいいのではないだろうか。

 

雪に先手を取られるな。