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答えのないことを考えるのが好きな大学院生のブログ。

アメリカ人は温かくもあり、冷たくもある ミネソタの歩き方003

アメリカでは、(というか南米やヨーロッパやアフリカでもそうだが、)

 

お店のレジではHi how are you?などと言ったり言われたり、エレベーターでも何か話が始まったり、車から窓を開けて話してきたり、人との関わりが多いなと思う。

 

日本人の社会(特に都市部)では、レジでしゃべることはないし、街で知らない人とはほぼ話さない。

 

そういう意味で、日本よりは温かいという表現が適切かもしれない。日本に来た多くの外国人が、日本人の会話は少ない(もしくは冷たい)と思ってる気がする。

 

しかし、何か問題ができたとき、たとえば僕のアパートでは上の階の食洗機から水漏れがきているが、なかなか業者が直してくれない。

 

何回もメールをしてやっと動き出すような感じだ。

 

他人のことに対しての責任感というか、同情する能力のようなものがあまりない。

 

やはり、「自己責任」という認識が大きいのかもしれない。(ちなみにメールしているのは僕じゃなくてルームメイトのアメリカ人とブラジル人なので、アジア人差別とかでは無さそうだ。こちらに来てから良くも悪くもたまにそういうことも考えてしまうようになった。)

 

上の例は業者の仕事でもあるので、単純に日本のサービスインフラが良すぎるだけの問題かもしれないが、

 

他人でも親身になって助けてくれて、ベストな解決方法などを教えてくれるという点では、日本人のほうが温かい気がした。

 

アメリカはビジネスライクというか、まあ最後に行動するのはあなただよ?って感じの社会だ。

 

レジの話のように、人と関わり始めるのは簡単だが、僕の行動や生活にまで責任は取ってくれない。

 

逆に日本では、ふだんの人の関わりは薄いが、いざとなるとサービス精神もあるし、困難はみんなで乗り越えようという雰囲気がある。

 

これが経済にも表れていて、アメリカは金持ちと貧困層の格差が大きいし、日本はみんなで貧困になっていってるのかもしれない。

 

自分はどういう社会が好きなのか、日本はこのスタイルがベストなのか。

これからも色んな場所に行って確かめてみたい。

 

ではまた!

 

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