オオブログ!

答えのないことを考えるのが好きな大学院生のブログ。

「心配症」と「自信家」、どっちが得?

こんにちは。

 

いきなりですが、

人の色んな行動を見ていると、人間は大きく分けて、心配症の人と自信家の人に分かれるんじゃないかと感じています。

 

例えばテスト前に、いつまでも勉強し続ける人と、ある程度やったら「もういけるっしょ」状態になる人です。

 

もちろん同じ人の中でも、これは目標やシチュエーションに左右されるとは思いますが、大まかにそういった分類はできると思います。

 

僕も、意味を見出せない努力はめっぽう苦手で、学部の頃のテスト勉強などは、興味の湧かない科目の場合、「成績のための勉強」と感じることが多く、ある程度やると、もういいかとなってしまったところがあります。

 

実力も特にないのですが、自分の状況をポジティブに捉える傾向があるので、どっちかというと自信家なのだと思います。

 

しかし、その間にも、同期の何人かはコツコツと勉強しており、あえて悪い言い方をすると、「成績のため」に頑張れる人がいました(もちろん本当に興味を持ってやってる人はいます)。

 

その成績が研究室配属等に、事実上つながってくるので、そこを見据えている人もいたと思いますが。

 

この僕のクセは現在も治っておらず、プレゼン作成や練習なども、ギリギリに追い込まれるまで、なかなかやる気が出ません、、、

 

まあいけんじゃね?という謎の自信がいつも作業の邪魔をします。

 

特に内部に向けた報告会や事例紹介的なプレゼンって、かなりしょうもないと思っていて、たった15分とかのために、図や文字を見やすく工夫したり、話す練習をしたりって、どんだけ頑張らないとあかんの?って思っちゃいます。

学生は昇進も昇給もするわけでもないので笑

 

明確な、報酬か何かのモチベーション(作成期間の根拠を含む)がないと動けない、義務感だけで継続するのは辛いタイプです。

こういう僕みたいな人は、プレゼンを上手くやる練習と思えばいいのかもしれません。

 

(余談ですが、最近は、内部向けならプレゼン形式ではなく、A4用紙1、2枚程度の文章で伝えたほうが、プレゼンの巧さに左右されず、論理破綻もしづらい報告ができるので、そっちの方がいいと思ってます(Amazonの会議はそうしてるらしいですよ)。)

 

一方で、心配症側の人は、モチベーションはさておき、早めにプレゼン作成したのち、何度も練習したり、質問対策をしたりしています。

 

その結果、心配症のほうが自信家よりも、作ったもののクオリティは高い傾向にあるのではないかと感じます。

 

僕も、もっとシリアスに状況を捉えて、「一応ここもやっておこう」というような思考になれたらなと、少し心配症の人たちのことを羨ましく思ったりします笑

 

しかし、心配症の人たちは、練習に掛けた時間や長期間にわたる精神的な追い込みは、かなり負担なのではないでしょうか?

 

そして対策したのにもかかわらず聞かれなかった質問がめちゃくちゃ生まれてしまいますよね。

 

その対策したことについて後でも覚えていて、今後も使えるならまだいいのですが、すぐに忘れてしまうのに、その場のためにめちゃくちゃ勉強したなら、ちょっとコスパが悪いようにも感じます。

 

一方、自信家の人は、クオリティとはトレードオフですが、最小限の労力および短期間の精神的負担で済みます。

 

この場合、その短期間の負担が尋常じゃないし、心配症の人はこれがたぶん耐えられないから前もってやるのだと思いますが笑、

自信家の人はそれぐらいのプレッシャーがないと頑張れないという一種の病気みたいなもんです笑

 

もちろん自信家の人でも、「譲れないもの」(僕だったら外部向けの学会発表など)は、めちゃくちゃ頑張るのですが、

内部向けの発表など、「最悪譲ってもいいもの」だと、なかなかスイッチが入りませんよね笑

 

まとめると、

心配症の人は、継続的な負担はあるものの、良いクオリティのものを生み出す。

自信家の人は、短期的な負担で済むが、成果物のクオリティがそこまで高くない(そこにこだわりがない)。

 

みたいな傾向があるのかなと思いました。

 

しかし、「どんな質問がくるか」って、ある程度は想定できますが、それ以上は運ゲーだと思うので、

何も知らない人が見ると、結果的に、心配症も自信家も発表内容はトントンに見えてしまうこともザラにあります。

 

結局、どっちの部類の人も存在できてしまっているということは、どっちでも何とかなるのかもしれないですね。

 

なので、自信家の人は、モチベーションが上がらなかったら、時々、心配症の人たちを見て刺激をもらい、

逆に、心配症の人たちは、力が入りすぎてしんどい時は、自信家の人と話してリラックスさせてもらうのが、いいのではないでしょうか。

 

自信家の人は、そもそもその発表等を頑張るつもりもない場合が多いので、参考にならないかもしれませんが、、、

 

てな感じです。

 

心配症も自信家も、メリットデメリットあるので、自分に対して悩みすぎず、気楽にいこうと思いました。

 

また大事なのは、「自分の行動に納得できているか」なのかもしれません。

 

今日も読んでいただきありがとうございました!